Footbag US Open Championships 2019初出場・初優勝!!!
そうそう、このニュースを書いてなかった。
14日からアメリカ・ボストンで開催されたFootbag US Open Championships 2019に初出場し、総合優勝とシングルルーチン部門優勝の2冠を取りました!
ボストンには8月14日に向かいました。
世界大会が開催されたポーランドからは8月6日に帰ってきていた為、日本にいたのは1週間程度。
ポーランドへも飛行機で約15時間ほどでしたが、今回のアメリカ・ボストンへも約15時間。
ポートランド経由でした。
いつも通り、空港で自撮り。
アメリカのセキュリティは以前よりも更に強化されている感じがしました。
そしてヨーロッパと違ってやはり英語が速い。
英語の単語も難しいのが一気に増えた感じでいきなり脳が疲れました。
現地に到着すると既に今回のオーガナイザーが空港まで迎えに来てくれていて、泊まらせてもらう家へ車で移動。
そのオーガナイザー、ピーターの彼女のサラという女性の家なんですが、本当に色々お世話になった。
とても綺麗なベッドルームを用意してくれて、朝になればアメリカンな朝食が出てくる。
飲むもの食べるものに何も困らずに過ごす事ができました。
とてもありがたいです。
大会は16日から18日の期間だった為、14日に着いた僕は2日間は観光したりゆっくりしていたんですが、それが大会の日が近づいてくる事によってどんどんその家にプレイヤーが来て驚きました。
最終的にはパーティーなどもそこでやるんですけど50人くらいいたんじゃないかな。
その家の庭にテントを張って泊まるプレイヤーもいたりして日本人の感覚とは随分違うなぁと久しぶりにアメリカに来て思いました。
リビングで雑魚寝していたり。
家にはビリヤード台があり、みんなで対決したり。
ただ、個人的にはこの感覚結構好きです。
色々なプレイヤーと交流する事ができてこの短期間でヨーロッパのプレイヤーとアメリカのプレイヤーの両方とコミュニケーションが取れたのは初めてでとても有意義なものになりました。
フットバッグのプレーで感じたのはヨーロッパのプレイヤー達とは全くプレースタイルが異なる事。
ヨーロッパのプレイヤーは全体的にとてもレベルが高く、教科書通りのような綺麗なフォームでのプレーが多いのですが、アメリカは人それぞれ全く違ったプレースタイルでとても面白かったです。
アメリカは全体のレベルこそヨーロッパほど高くないものの、ヨーロッパでは見られない、技やコンボを繰り出す人が本当に多くて大きなインパクトを受けました。
同じフットバッグでもここまで違うのは魅力的です。
そしてアメリカには今回、僕がフットバッグを始めた頃からビデオで観ていたロンスミスというプレイヤーも来ていました。
歳はもう40歳なんですが、衰えるどころかどんどん上手くなっていて驚きます。
彼のプレーもまた一般的なプレイヤーとは違ったプレースタイルなんですが、それがとても高い次元で繰り出されるので本当に格好良いです。
一般的にはフットバッグは軸足の重心が前にかかった方が良いんですが、彼は結構重心が後ろに乗る事が多いんですよね。
踵で動いてる感じ。
これはかなりフットバッグの常識を覆している事なので正解がわからなくなってきます。
まだまだ研究しなきゃダメですね。
今回総合優勝を取る事はできましたが、サークルコンテスト部門はこのロンスミスに負けて2位でした。
悔しい反面、彼と一緒の空間で蹴れた事はとても幸せな事でした。
フットバッグを始めた頃は彼らみたいなプレイヤーになりたい、同じ場所で蹴りたいと漠然と考えていたりしていましたが、今ではそれが現実になって当たり前のように蹴れている環境というのがとても感慨深いです。
今回のメイン種目はシングルルーチン部門、サークルコンテスト部門、リクエストコンテスト部門の3つ。
そのうちシングルルーチン部門を優勝、サークルコンテスト部門は前述した通り2位、リクエストコンテスト部門は8位でした。
そしてこの3つの種目の総合点で1位となり、総合優勝を果たして日本人ながらアメリカチャンピオンという嬉しい称号を手にする事ができました!
世界大会は総合3位だったので今回のUS Openを取れた事はとても嬉しいです。
ただそれ以上に今回はアメリカのプレイヤー達と共に濃い時間を過ごせた事が本当に良かった。
授賞式では「TAISHI」コールをみんなで合唱してくれたり、様々な場面で優しさを感じる事ができました。
今回の出来事を機にもっともっとフットバッグが上手くなりたいと思ったし、たくさんのプレイヤーと交流していきたいと思えました。
その為には更に英語も磨いていかないとダメですね。
できれば他の言語にも挑戦したいです。
更に前に進みたい。
こうして大会を終えても燃焼するどころか、また新たな目標というのがいくつも出てきたので今後に向けて頑張りたいと思います。
世界大会に引き続き今回もメインスポンサーであるSTORES.jpを始め、様々な方にサポートして頂けたおかげでUS Openに挑戦する事ができました。
ありがとうございました!
また自分が得た経験を還元できるように皆さんに届けていきたいと思います。
引き続き応援のほどよろしくお願い致します!
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