
こんにちは、プロフットバッグプレイヤーの石田太志です。
先日、センターポール10周年記念イベント「CENTERPOLE PARA-SPORT DAY」に、日本財団HEROsチームの一員として参加させていただきました!
普段はフットバッグというスポーツに取り組んでいる僕にとって、車いすバスケットボールやボッチャはまったくの未経験。でも、今回実際に体験してみてどちらも本当に奥が深くて、戦略性もあり、何より純粋に「楽しい!」と感じられる競技でした。
特に車いすバスケは見た目以上にハード。操作の難しさや、パス・シュートまでの連携には思った以上に体力も集中力も必要でまさに“全身を使うスポーツ”という印象でした。一方ボッチャはシンプルなルールながらも繊細な技術と判断力が求められ、じっくりと駆け引きを楽しむ頭脳戦。
競技としての魅力を体感できたのはもちろん、障がいの有無にかかわらず、誰でも一緒に楽しめるという点がとても印象的でした。
HEROsチームとしての挑戦

HEROsチームはさまざまな競技から集まったアスリートたちのスペシャルチーム。競技の垣根を越えて同じチームとして一緒にプレーする機会はなかなかないので、それだけでもとても貴重な経験でした。
全員で「勝ちに行こう!」と気合いを入れて臨んだ初戦。ですが…相手は毎週クラスで練習しているジュニアの強豪チーム。
試合が始まるとそのスピードと連携の完成度にただただ圧倒されてしまいました😅
結果はなんと初戦敗退…!最終順位は3位で終わってしまいましたが、勝敗以上に大事なのは、全員で力を合わせて挑んだプロセス。
年齢も競技も違う仲間と真剣に、でも楽しく試合ができたことは本当に嬉しかったです。
サプライズでフットバッグパフォーマンスも!
イベント中の自己紹介タイムでは急遽フットバッグのパフォーマンスを披露することに!
実はこういった場面で突然パフォーマンスを求められることも少なくないので(笑)ウォーミングアップが全くできていない状況でしたが、思い切って披露させていただきました。
終わったあとに「今日一番盛り上がってた!」と声をかけてもらえて本当に嬉しかったです。
こうやって自分の競技を知ってもらえるチャンスをいただけたことに感謝ですしスポーツを通じたコミュニケーションの力を改めて実感しました。
スポーツの多様な関わり方
今回のイベントを通じて強く感じたのは、「スポーツには本当にいろんな関わり方がある」ということ。
プレーする人だけじゃなく支える人、応援する人、体験する人、教える人。
そしてたとえ競技経験がなくても“やってみる”ことで初めて見えてくる景色があります。
今回のように、車いすというツールを使うことで、多くの人がフラットに繋がれるというのも、パラスポーツの大きな魅力だと感じました。
また年齢や性別、障がいの有無といった枠を超えて笑い合い、競い合い、助け合える。そんな空間がこのイベントには確かにありました。
最後に
今回の「CENTERPOLE PARA-SPORT DAY」に関わったすべての皆さま、そして一緒に戦ったHEROsチームの皆さん本当にありがとうございました!
そして10年間にわたってパラスポーツの普及と発展に尽力されてきたセンターポールさん、10周年おめでとうございます!🎉
スポーツを通じて広がるつながり感じた想い、得た学び。
これからも大切にしながら自分自身もフットバッグを通して、多くの人にスポーツの魅力を伝えていきたいと思います。
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