国内のフットバッグ競技会に4年ぶりに出場!しっかり3種目とも全部優勝した。

4年振りの出場!

そういえばこれを書いてなかった。

4月30日に「Tokyo Shredder Gathering 15」略して「TSG」が開催された。

このイベントは2003年から毎年1回開催されているので今年で15回目。

最初のTSGから参加していたけどここ近年は出場する教え子のコーチングをしていた。

元々は思い切り「大会!」というわけではなくてあくまでも全国のプレイヤーが集まってみんなで楽しくフットバッグしましょうというのがコンセプトで、やっぱり色々な人とフットバッグをするのは楽しい。

そういったイベントではあったけど、このイベントの中に競技会も含まれていて、2つの大技をコンボで出す「PhatCombo」と僕が世界大会で優勝した種目「Shred30」が開催される。

またその他にも「Most Rippin’ Tokyo Run」という名前はわけわからないと思うけど一般の方には一番わかりやすい種目も開催されている。

これは一応非公式競技となっているみたい。

この「Most Rippin’ Tokyo Run」というのは1対1で同時にスタートし、どちらがフットバッグを落とさずに長く続けられるかというもの。

とてもシンプルでフットバッグを知らない方でも楽しんでもらえると思う。

今回は4年振りにこれらの競技に出場してみた。

結果無事に3種目とも優勝できたので良かった。

4年振りに出場した国内の競技では「勝って当たり前」という新たなプレッシャーもあって8月に開催される世界大会の大きな弾みになったと思う。

そもそも今回出場した背景には、僕は1年に1回の世界大会にしか大会には出場していなくて、そうすると毎年1年振りの大会出場になる。

それって現場に立つと久しぶり過ぎていつもの調子を出すのが大変だなと感じるようになってた。

そこで今回はこのTSGに出場して大会の緊張感を感じながら世界大会に向けて調整していこうっていうのが狙いだった。

結果、良い感じに緊張してベストは出せなかったけど前哨戦としてはとても良い機会になった。

この感覚を忘れないようにしながら今年の世界大会本番を迎えたいと思う。

今回は「PhatCombo」の予選、決勝と「Shred30」は1回勝負、「Most Rippin’ Tokyo Run」はトーナメント制という方式。

 正直いうとどれも出来は良くなかった。

「PhatCombo」ではいつも決まる技が決まらなかったり、「Shred30」では200点すら超えなかった。(去年の世界大会では248点。これは大きな差がある。世界大会だと予選を通過できるかどうかというライン)大きく蹴って飛ばしちゃった場面もあったし。世界大会でもああいった場面は起こり得るから肝に命じておかないと。

そして「Most Rippin’ Tokyo Run」ではあまり長く蹴り続けられなかった。

というように、どれもあまり納得はいってないけど全部優勝する事が出来たのは良かった。

大会の緊張感を思い出せた事も良かったと思う。

教え子達も大躍進!

今回で2回目の出場となる教え子達も大躍進を果たしてくれた。

みんな前回よりも良い成績を残してくれたので嬉しかった。

こういう経験をバネにまた高みを目指してもらえればと思う。

イベント自体にも課題は山積み。

このイベントも継続している事はとては素晴らしいことではあるんだけど、まだまだ参加人数はとても少ないし、見たことのある顔ぶればかり。

今後より新たなプレイヤー、若いプレイヤーも取り込んでいく必要があるとは思う。

このイベントに限らず、フットバッグ界全体の大きな課題。

全国でフットバッグを持っている人は相当数いると思うので日頃の練習の成果をこういった場に参加して見せてもらえると嬉しい。

もちろんこのイベントこそ競技がメインではなく「みんなで集まって楽しくフットバッグをする」がコンセプトなので気軽に蹴りに来るだけでも良いんじゃないかな。

よく「上手くなってから行きます」っていう人がいるけど、まずは来て生で上手い人の動きを見たり聞いた方がよっぽど上手くなるよ!

良かったらフットバッグを練習してこういったイベントにも参加してみてください。

最後にあまり出来が良くはないんだけど3種目の動画を載せておく。

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