フットバッグ界には殿堂が設けられていて、その年に世界のフットバッグプレイヤーに最も大きな印象を与えたプレイヤーがBAP(BIG ADD POSSE)というメンバーに入る事ができます。
サッカーで言うところのバロンドール、メジャーリーグで言うところの殿堂です。
1972年にフットバッグが発祥してからの43年の間に現在76名のBAPメンバーがいます。
このメンバーに入る事が僕がフットバッグを始めた時から今までの夢でした。
昨年初めて世界一のタイトルを穫り、始めた時からの夢の一つは叶いました。
そしてその年のBAPメンバーの最終候補にまで名前は上がりました。
しかし、大穴だった自分が突然優勝したというのもあってその年は選ばれませんでした。
その時は残念でしたが世界一になるという夢を叶えられた事もあり、BAPメンバーはまた来年目指そうと当時は思っていました。
そして迎えた今年の世界大会。
優勝こそ無かったものの上位に食い込み、多くのBAPメンバーとも”競技の中”では対等に戦う事ができました。
そして今年もBAPメンバーの発表を心待ちにしていましたが今年は誰も選出されませんでした。
僕はまた最終候補には上がったものの、選出には至りませんでした。
世界で僕のようにフットバッグのプロモーションをしているフットバッグプレイヤーは非常に少ないです。
プロモーションを行っているプレイヤーは既にBAPメンバーで僕もこうした活動を精力的に行い続けていればBAPメンバーになれるのではと思っていましたが、それは大きな間違いでした。
今回の発表では「今回は誰もBAPメンバーのレベルに達していないから選出しなかった」という事でした。
要はBAPメンバー選出の基準である「プレイヤーに最もインパクトを与えたプレイヤー」というのはプロモーション活動などでは選出されないという事実。
とにかく普段のフットバッグのプレーの技術の高さが選考基準となっている事を明確に知りました。
もちろん、大会の成績は考慮されますが、僕自身は既に2回候補に上がっても選出されていないのは、実力がまだまだ伴っていないからです。
今年も世界大会には新鋭のプレイヤーの中にも非常にうまい人がたくさんいました。
それに加え、大会には出場しなかった世界のプレイヤーの中にもたくさんうまい人達がいます。
そうした中でBAPメンバーになれるようにするには単純に、より技術を上げていかなければいけません。
大会に関してはメンタル面では他のプレイヤーよりも自分は強いと思っていますが、とにかく技術面が届いていないので、これから来年に向けBAPメンバーに選ばれるように更に練習を積み重ねていきたいと思います。
年々、プレイヤーのレベルは上がっている為、BAPメンバーになるのは非常にハードですが、頑張ります。
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