新潟市立女池小学校にて講演を行ってきました!
その時の様子をレポートしていきたいと思いますので読んで頂ければ嬉しいです。
写真を多めにしましたので雰囲気を感じ取ってもらえればと思います。
当日は雪の降る寒い日。
それでも到着した小学校の玄関にこんな張り紙があると温まります。
しっかりとこうしてご準備頂いた背景を考えると嬉しいし、更にしっかりと講演をやろうと気持ちも自然と上がりますね。
ありがとうございます。
今回は女池小学校の4年生149名を対象に講演を行いました!
いつもは基本的には「夢・目標」をテーマに話す事が多いのですが、この日はこれから4年生が学ぶ「社会福祉」について。
僕も初めてのテーマを取り扱うので改めて社会福祉について調べたり、自分の考えをまとめたりして講演に臨みました。
まずは皆さんに社会福祉を学んでもらう前になんの人なのかわからないと思うのでフットバッグの説明とパフォーマンスから。
そして実際にパフォーマンスを行うと子ども達からどよめきがありました。
初めて見るフットバッグを楽しんでもらえて良かったです。
こうして講演に向けての下ごしらえは完了。
会場の雰囲気も温まりました。
講演をしていきました。
今回のタイトルは「フットバッグを通じた社会福祉との関わり」。
幸い今までの経験上、フットバッグをリハビリトレーニングとして活用したりと社会福祉らしい事はしたはず!
という思いはあったのでスムーズに話に入っていく事ができました。
講演の中でもまずは自分の小学校時代の話やその時持っていた夢、そしてなぜプロフットバッグプレイヤーになったのかという話も盛り込ませて頂きました。
この辺りを話していかないと僕が社会福祉について話す「意味」を失ってしまうと思ったので。
社会福祉って何?
そして社会福祉の話に入るとできる限り4年生にわかりやすい言葉や例えを出すように意識して話をしました。
社会福祉という言葉自体、僕自身も明確にこれ!とは答えられない部分もあったので調べてみると
社会福祉(social-welfare)とは、狭義には基本的人権(特に生存権)の保障の観点から生活困窮者の生活保障や心身に障害等があり支援や介助を必要とする人への援助を行う公的サービスをいう。
また広義には全国民を対象に一般的な生活問題の解決を目指す取り組みをまとめて社会福祉という。
とありました。
わかりやすい社会福祉としては介護施設などが挙げられると思います。
もちろんそれは本当に大きな福祉活動だと思いますが、社会福祉って隣の人間が困ってる事を助けるという、とてもシンプルな事自体が社会福祉になっていくんだろうなと個人的に噛み砕きました。
そうするとそれって自分ももちろんできるし、目の前にいる4年生も将来社会福祉をやっていくというわけではなく、今すぐにでもできる事なんだよなと思いました。
友達や家族でも困ってる人がいれば助ける。
知らない人でも困っている人がいればそれを助ける。
それ自体を言葉で表現するなら社会福祉。
社会福祉って小学生がこの漢字を見た時わからないだろうし、難しそうなイメージを持つと思います。
僕自身も当時から言葉は知っていたと思うけど、理解をしていたかというと「なんとなく」という部分しかなかったなと思いました。
だからこそ僕が自分で考えて自分の言葉で伝えられる機会を得たわけだからできる限り子ども達にわかりやすい言葉、例えで伝えようと努めました。
終わったあと、先生方からは「十分すぎる内容で知識の無い中の子どもたちに合わせて丁寧に教えてもらいありがたかったです」というお言葉を頂けました。
個人的に社会福祉についての今回の講演は自分の考えや想いをしっかり伝えられたと思っていたのでそういった言葉を先生方から頂けて再確認でき、安堵しました。
質疑応答の時間も設けましたが、最後まで手が挙がるのが途切れることなくみんな質問を希望していて驚きました。
時間制限もあり、全員の質問に答えられなかったのが残念ではありますが、それでもこんなに手を挙げてくれる事って今までなかったんじゃないかと思うくらいの反響があったので良かったです。
話がわかりづらかったから手を挙げた、単純に子ども達が活発に手を挙げてくれる子達だったという事も十分に考えられますが、いずれにしてもこうして子ども達が疑問に思って自分で考える時間、そしてコミュニケーションを取れる時間というのは良い時間になったと思います。
みんなに配られた用紙を見るとびっしりと文章を書き込んでくれていてとても嬉しくなりました。
講演後はフットバッグの体験会も実施。
149人も生徒がいたので3グループに分けて順番にフットバッグに触れてもらいました!
びっくりするくらいみんながみんな一生懸命やってくれていた姿が印象的でした。
誰も適当にやらないんですよ。
本当に驚きました。
そんな子達だからこそフットバッグの技術的にも自然と結果がついてきます。
懸命に取り組んでくれていたのでいろいろなところから「できたー!!」という声が聞こえてきました。
フットバッグ楽しい!と思ってくれる子がいる反面、もちろんあまり面白くないなと思った子もいると思います。
だけど初めて経験してその事柄に初めて抱いた感情というのがとても大事な事だと思うので体験して頂いた全員に感謝です。
「楽しい・つまらない」。それを発見できただけでも大きな一歩だと思います。
そして体験会が終わり、楽しんでくれたみんなが満足そうな顔を浮かべていました。
その後は僕もまとめに入り、フットバッグを知って欲しい思いはベースにあるものの、今回の前半にお話した「社会福祉」について今一度考えてみようと話してこの会を終えました。
その後はサイン攻め。
もみくちゃになりましたが、こういった機会は久しぶりだったのでもちろん嬉しかったです。
少しでも彼らに僕の想いが伝わっていれば最高です。
今回も素晴らしい機会を女池小学校から頂きありがとうございました。
先生方もこういった機会をとても大切にされていてお話を頂いてからあっという間に実現しました。
フットバッグも盛り上がっていて、この小学校にあるプレイルームでは来年の1月からフットバッグがいつでもできる部屋として開放して頂けるそうです。
また、4月からはフットバッグクラブも創設して頂けるとの事でこれはぜひみんなにフットバッグをやってもらおうと思います。
ここから新たに世界を目指すような子が出てきたら最高ですね。
今後も各地でフットバッグや僕の想いを伝えていければと思います!
皆さんありがとうございました!
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