先日はスポーツメンタルコーチングを行っている、柘植さんからメンタルコーチング講座のセッションに参加してもらえないかというご依頼を頂いた。
そしてその講座の開催場所である四ツ谷近辺にあるIWAアカデミーへ。
当日は30名くらいの方々が地下にある人工芝が敷かれた施設に集まった。
ほとんどの方がメンタルコーチの勉強をされている方々でそれ以外は今回呼ばれた僕を含めてのアスリート6名。
テコンドーやダンサー、陸上の選手など様々なジャンルの方々が集まっていた。
もちろんその中でもダントツで「フットバッグ」って何?とはなるんだけど。
今回呼ばれた各アスリートに2名ずつのメンタルコーチを目指している方々がついて、実際に限られた時間の中でセッションを行うというもの。
メンタルコーチを目指している方々にとっては現役のアスリートにメンタルコーチング出来るのは良いし、逆にそれを受けるアスリートの方々にもとてもメリットがある、素晴らしい形だなと感じた。
僕の選手としての「フットバッグ」はとても特殊だ。
そもそも、メンタルコーチはおろか、通常のコーチやトレーナーもいない。
そんな中で日々、自分の練習があっているのか、効率を考えたり、世界大会には一人で行って自分で食事の管理や本番に向けての現地での練習、メンタル面などを「自分会議」をしながら取り組んでいる。
今回のこの企画でメンタルコーチングをしてもらえるなんてとても新鮮で刺激的だった。
しかも2人のメンタルコーチに別々の時間で見てもらう為、アプローチの仕方が異なり全く違った刺激を受けることができた。
自分は今次の世界大会に向けて何に困っているのか、過去の世界大会で何に困ったのか、なぜ優勝できたのかをテーマに取り組んだ。
頭では自分でもなんとなく考えたりとかはあるけど実際に時系列を辿って紙に起こし、それをメンタルコーチと話しながら、要因を探っていくというのはとても頭がクリアになる感覚があって楽しかった。
今回のコーチングによってまた今年の夏に行われる世界大会で試してみたい思考や、行動が整理できた。
とても素敵な時間をありがとうございました。
熱心にこの講座を受けるために大阪から来ている方もいたりそのモチベーションが本当に素晴らしいなと感じた。
メンタルコーチングは「こうした方がいいよ」という指導ではない。
あくまで選手本人に寄り添い、一緒に問題を解決する為に話し合い、選手本人が気付いて答えを導き出すものだ。
もしかしたら1回くらいではそういった事が明確になる事は少ないかもしれない。
だけど少なからず、自分だけでは気づけなかった気づきがあった事は確かなので、この上がったモチベーションを大事に今年の世界大会にも挑戦していきたいと思う。
メンタルコーチの皆さん、ありがとうございました。
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