JAPAN BEATBOX CHAMPIONSHIP2015にてジャッジをしました。

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ビートボックスの日本一を決める大会!

このJAPAN BEATBOX CHAMPIONSHIP 2015はヒューマンビートボックスと呼ばれる、口だけで多彩な音を出し、音楽を奏でる技の全国大会!

大会形式はブレイクダンスやラップのように1対1のバトル形式で行われます。

とにかくこの大会、最高にカッコいいと感じたのでこのブログに書きました。

 

なんと今大会のジャッジに!

そうなんです。今回はなんとこの大事な全国大会でジャッジをしました。

他には音楽プロデューサー兼DJアーティストのTeddyLoidさん、海外からビートボックスのレジェンド的存在、FAYA BRAZさん (FRANCE)とMarkooz さん(SPAIN)の計4人。

この方々も楽屋ですごく面白かったり、話しやすい人達でした。

このジャッジ、僕は「パフォーマーから見たビートボックスの審査」として呼んで頂いたのですが、バトル形式という事もあり、やはりいかに相手をパフォーマンスで圧倒できるか、観客をどれだけ巻き込めるかも注目していました。

それ以外には実は2003年にAFRAさんのビートボックスをやっているCMを見て以来、かっこいいなー!と思いながらシーンを追っていたりもしていたので「基本の音」についても重要視していました。やはり、目を瞑った時にどれだけ人間の口で鳴らした音になっていないかも注目していました。

あとは音楽の構成ですね。限られた時間の中でどれだけセンスを感じる音楽や音を出せるかに気をつけながら観ていました。

そして予選の動画は見ましたがそれ以外の情報はできるだけシャットダウンして生で聞いた時のフィーリングを大事にしようと思いました。

 

とんでもないハイレベル!

この全国大会の本戦は東京、大阪、仙台、福岡の4都市での予選を勝ち抜いたり、前回大会のFINALに残った計16名、つまりBEST16からバトルが開始されました。

この初戦でしたが正直まだそれぞれに力の差はあるだろうと高をくくっていましたが、いきなりレベルが高くて驚きました!

これは今後の対戦のジャッジも悩まされるぞと思い、気を引き締め直したほど。

音も地響きのように心臓に伝わってくるし、バトルらしい、相手や観客へのパフォーマンス、音楽のそれぞれのスタイルを持った構成、どれをとっても本当にレベルの高いものでした。

特に序盤は中学生のTOMOKI君の返しには上がりました。観客もベストバトルの一つだと思った人も多かったはず。

 

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優勝はKAIRI君!

それからというもの、特にBEST4以降なんて実力が拮抗していて、本当にその時の運やタイミング、どの音楽を出すかの駆け引き、観客をタイミングよく巻き込めるかなどの要素次第でした。

そんな中、BEST16のバトルから「もしKAIRI君がこのままミス無く最後までいくことができれば優勝だろうな」と思っていたら本当に優勝してくれました!

それくらいどのバトルも安定して最高のパフォーマンスを出せていたと思います。

とにかく最高でした。KAIRI君おめでとう!!

そしてフィメールバトルとチームバトルのレベルの高さにも驚愕しました。

みんなカッコいい!

 

みんなの本気度が最高。

大会を通して感じたのはみんなの本気度が最高でした。

スタッフの方々もずーっと焦り続けていました。それは少しでも早くスムーズに事を進めるために焦り続けていたんだと思います。前週にラジオで会った方々も焦り続けていました笑

その気配りを意識しながら一生懸命動き続けている姿勢に心を打たれました。

あれだけスタッフの方々が一生懸命動いていたからこそ、この大会は成功したんだと思います。

そして観客の方々。

めちゃくちゃ良いノリでしたね。あんな良いノリをしてくれたら出場者はかなりテンション上がると思います。

長丁場でめちゃくちゃ疲れたとは思いますが、仲間を応援する方も多くて同じく心を打たれました。

そして出場者の方々。

やっぱりとにかくビートボックスが好きで「勝ちたい!」という想いが全面に出ていました。

だからみんな中途半端にやる事無く、相手を本気で煽る時もあるし、観客の声援に全力で応えていたり、自分の持っている力を全て出しきろうという強い想いが感じられました。

僕もフットバッグが大好きだからこそ気持ちが凄くわかるので心を打たれました。

 

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もちろんフットバッグパフォーマンスもやりました。

ジャッジムーブとしてパフォーマンスもやりました。初めは僕だけのパフォーマンス、そしてその後にジャッジの人達でセッションをしました。

2回あったので着替えが大変でした笑

今回フットバッグパフォーマンスを初めて観る人も多かったと思います。

驚いてもらえていたら嬉しいです。

ジャッジセッションは最高に楽しかった!

 

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ビートボックスは間違いなく良い方向に向かっている。

たぶん色々な問題が内部ではまだまだあるとは思いますが、あれだけみんなが本気でこの大会を盛り上げようとしているのを見て、実際に最高に盛りがっていてカッコいい大会になっているので日本のビートボックス界は間違いなく良い方向に進んでいっているんだと思います。

あれだけみんな服装が違っていたり、独自のスタイルを持ちながら同じ世界で切磋琢磨出来る状況を作れているのは外から見てもすごく魅力的な世界だと思います。

日本があれだけのオーガナイズをしていたら海外のシーンも刺激を受けて全体が伸びる可能性は十分にあるし、そういう世界を作れてその世界に入れることって最高に幸せだと思う。

あとはKAIRI君が言っていたようにその世界で終わらずに多くの世界、人たちに影響を与えられるのはすごく幸せな事だと思います。

フットバッグの世界も頑張らなきゃな。本当にいい刺激を受けました。

そしてこの大会をスタートからオーガナイズしているTATSUYA。若干24歳で日本ヒューマンビートボックス協会を立ち上げ、この全国大会も開催し続けている。すごい。本当にリスペクトしています。

個人的にもビートボックスはストリートのシーンの中で好きなジャンルだし、これからも良い関係でい続けらればと思います。

今回は本当に素晴らしい大会でジャッジをさせて頂きありがとうございました!最高の経験!

 

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